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シゲルのバイト奮闘記  2話 初の面接

電話をダイソーにかけてから運命の面接日が来た。面接は夕方5時から。朝から不安な気持ちをもったままだらだらと家で過ごした。そして夕方4時、面接を最低限受けられる清潔感のある服を着て行った。髪型も寝ぐせなどは当たり前だが、ちゃんと直した。面接会場の店についた。そして店に入った。もう心臓が爆発しそうなくらいバクバク、ドクドク鳴っていた。もう嫌だ帰りたい。そんな気持ちになっていた。でも受けずに帰ると、母が悲しい顔なのか怒るのかどちらをとっても嫌だったのでそれはできなかった。まぁ面接といっても5分くらいだと思って腹をくくった。バイトの店員の女の子に声をかけた。「ぁぁ、あのーバイトの面接に来たんですけど・・」コミ症気味に聞いた。店員の女の子が「はい!少々おまちくださいませ」笑顔で答えて、店長を呼んできてくれた。少し待ち、店長らしき人が来た。店長はおばちゃんだった。そこから面接する部屋に案内され、面接がはじまった。もうあがり症、コミ症の二つが重なってうまく話せない。「大学生ですか?」店長が聞いてくる。「は、はい大学生です」おどおどした小さい声で言った。もうかなりキョドっていたと思う。頭が真っ白でなにを聞かれたかはっきり記憶に残ってない。「はい、もう面接は以上です。お疲れさまでした。面接の合否の件についてですが、合格のときは1週間以内に電話で連絡いたします。不合格のときは、電話はかかってきませんので申し訳ございませんが、ご了承ください。」と店長は言った。「ありがとうございます、よろしくお願いします」と答え面接から帰宅した。家に帰り、面接の手ごたえは、たぶん面接不合格であった。家に帰ってからなにもする気がわかなかった。でもしかしたらという気持ちもあって一応1週間待ってみた。結果は予想通り電話がかかってこない。不合格であった。シゲルの面接デビュー戦は苦い思い出となってしまった。まぁ予想通りっちゃそうなんだがやはり面接に落ちるってのはメンタルがやられる。就活で会社に落とされまくってうつになる人がいると聞いたことがある。そんな人たちの気持ちが少しわかった気がした。二つ目の面接に行くのもすごくこわくなった。でも面接がどんなものなのかわかったのは良い収穫だった。そして、駄目だったところを反省して改善しようと思った。

                                                                     3話に続く
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